「ツキがない」「ツイてないなあ」と感じたとき、「運気を上げたい」「運気アップしたい」と考える人は多いかと思います。
ところで、その『運気』とはいったい何なのでしょうか?
『気』ってなに?
「運気アップ」の「運気」。
その前に、「そもそも運気の『気』って何のこと?」
って思いませんか?
風水学では人間や動物、植物などの生き物だけではなくて、この世界、宇宙に存在する「もの」は、すべてエネルギーを持っていると、とらえています。
そしてアナタの目に映る物体だけではなくて、目に映らない空気や空間にももちろん、私たちが住む地球、大地、海、川や山、森などの自然にもエネルギーは存在します。
その「エネルギー」を、風水学では『気』と言います。
ふだん知らぬ間に使っている「気」の付く言葉
普段、何気なく使っている言葉の中にもエネルギーという意味で使っている「気」を含む表現は多くあります。
例えば
私たち人間のエネルギーの源は「元気」
空のエネルギーの状態が「天気」
エネルギーが亡くなると「気を失う」
エネルギーを押し殺すことを「気配を消す」
弱くすることを「気を静める」
エネルギーを使う必要がなくて楽な状態を「気楽」
エネルギーに満ちている状態を「やる気に満ちあふれる」
彼のことが好きでエネルギーが彼に向かっている状況を「彼に気がある」
炭酸(エネルギー)が弱くなってしまったビールを「気の抜けたビール」
エネルギー、波長の合う友人を「気が合う友人」
などなど
様々な「気」を用いた言葉が、エネルギーという意味も含めて使われていることが、わかるかと思います。
『運気』とは?
エネルギーを指す「気」に「運ぶ」という字を重ねて「運気」という言葉になりますが、それは「エネルギーの流れ」のことを言います。
「運気が良い」「良い運気」というのは「エネルギーの流れが良い」ということです。
つまり「ツキがない」「ツイてない」というときに「運気を上げる」「運気アップする」というのは「悪いエネルギーの流れを良い状態にする」ことを言います。
まとめ
「運気」とは、「この自然界に存在する私たちを取り巻くすべてのエネルギーの流れ」のことです。
アナタを取り巻く運気を、より良い運気にして大きくしていけば「ツイてる!」ことが多くなります。